Six Footsteps ~晴れ時々曇り~

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すでにご存知の方も多いと思いますが、
昨日、このような悲しいニュースが流れました。

狂犬病防止で犬5万匹を一斉処分【北京=杉山祐之】


 31日付の中国各紙によると、中国雲南省牟定県の県政府が狂犬病による人の犠牲を食い止めるためとして、7月25日~30日の間、警察・軍用犬を除く県内の犬約5万匹を残らず殺す一斉活動を行った。

 これまでに90%以上の犬が殺されたという。

 同県では4月以来、3人が狂犬病で死亡。その後も犬が人をかんだとの情報が相次ぎ、県政府は、公安局長をトップにした「打狗(犬退治)隊」を組織、厳しい「犬狩り」を行った。

 街頭でペットを殴り殺された女性がいた。車の検問で見つかった犬は、その場で殺された。安楽死させられた犬もいた。飼い主には、1匹5元(約70円)の補償金が支払われたという。

 県当局者は31日、本紙に対し、「狂犬病の深刻さも知らず、残酷と言う人がいるかもしれない。我々は民衆を守るため、(犬の処分を命じる)文書を出したのだ」と語った。

(2006年7月31日18時50分 読売新聞より引用)



このニュースを見た時、悲しみ以上に怒りを覚えました。
果たしてこのようなことがあっていいのでしょうか。
もし、自分が同じような場に居合わせたら、
正直なところ何をしでかすかわかりません。

日本でこのようなことが起こるとは現在は考えられませんが、
いずれにせよ、非常に悲しく、そして腹立たしいニュースでした。

以下、中国における狂犬病の現状について書きました。
長いので、折りたたんでおきます。


あ、長い文章を読むのは面倒だなあとか思ったあなた!
あなたの為に、とっておきの道具を今日は用意しておきましたよ。

左側のサイドバーのプロフィールの下にあるプラグインに注目して下さい。
結構、遊べますよ♪
このように犬を大量虐殺した中国という国に対して激しい憤りを感じつつも
なぜ、このような残酷な政策を採るのか疑問を持ち
中国の狂犬病についての現状を調べてみました。

すると、以下のような中国における悲惨な現状がわかりました。

中国では現在空前のペットブームが起こっており、
都市部ではペットとして、農村では番犬として
犬を飼う事例が増大している。
しかし、その反面、狂犬病の予防接種率が著しく低下しており
その結果として狂犬病が広く蔓延してしまった。

また、国民の狂犬病に対する意識が非常に低く、
狂犬病ワクチンの管理体制が脆弱で品質が維持できていないため
狂犬病を発症して死亡する例が激増している。
過去4年の狂犬病に関するデータは以下の通り。

        2001年  2002年   2003年   2004年
発病者   891    1122    2037   2651
死亡者   854    1003    1980   2651


ちなみに、「2004年の中国における法定伝染病の発症者、死亡者数」によると、
死亡者の第1位は狂犬病、第2位は肺結核、第3位は肝炎となっており、
このうち狂犬病による死亡者は2,651人で、法定伝染病死亡者の37%を占めている。


このように中国では現在、狂犬病が猛威を振るっていますが、
海を隔てているとはいえ中国は隣国である以上、
狂犬病が日本にいつ侵入してきても不思議ではありません。

では、日本が狂犬病の侵入を許してしまい、
蔓延してしまった場合、いかなる事態が発生するでしょうか?

まず考えられるのは、鳥インフルエンザが発生した時のように
接触のあった可能性のある人や動物を全て隔離し、
その中でも犬については全頭殺処分するということになる可能性があります。

また、「狂犬病」という病名であるが故に、
犬飼いは犬を飼っているという事実だけで
世間からのバッシングを受け、肩身の狭い思いをするだけでなく
SARS騒動の際、明確な根拠もないままに
ハクビシンが原因だと疑われ迫害されたように
罪のない犬が捨てられ殺されて行くことにもなりかねません。

たとえ、殺処分という形にまではならなかったとしても、
狂犬病が蔓延してしまった場合、
どの犬が狂犬病ウィルスを持っているかわからない以上、
知らないワンコに触れることは怖くて出来なくなります。


では、このような状況にならないためにはどうすればいいのでしょうか?
 
はっきり言って、対中国貿易が日々拡大している現状においては
検疫による水際対策だけで狂犬病の侵入を完全に防ぐことはできません。
やはり、検疫によって侵入を防ぐと同時に、
狂犬病の予防接種が必須であると思います。

確かに現在の狂犬病予防接種には問題がないとはいえません。
しかし、いつ狂犬病が日本国内に侵入してきてもおかしくない以上、
自分の犬を狂犬病の脅威から守るために、
そしてこれからもずっと犬と楽しく暮らしていけるように
以前の記事にも書きましたが
愛犬に狂犬病予防接種を確実に受けさせるだけでなく
犬の狂犬病予防接種率を高めていくしかないのかなと思っています。
(WHOによれば蔓延を防ぐためには75%以上の接種率が望ましいとされています)


ちなみに、狂犬病については以下を参照のこと
狂犬病について
狂犬病について 2
狂犬病について 3


2006.7.23.4.jpg
はあ・・・。長い話はうんざり。出番ないし・・・。


と、今回の中国における犬の大量虐殺のニュースから
中国の現状、そして狂犬病の脅威から愛犬を守るためには
どうすればいいかを書いてきましたが
最後に、今回、中国で殺されたワンコに対して
哀悼の意を表すと共に
虹の橋で再び飼い主さんに会えることを願ってやみません。

虹の橋


今日の歩数 :8836歩
(8月2日)
昨日の歩数 :12211歩
(8月1日)
一昨日の歩数:10437歩
(7月31日)


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コメント
この記事へのコメント
ううう~。
知らなかったですけど、信じられない対処ですね…
さすが中国。
と言っていいのか。
日本では有り得ない処分どとは思いますけど、隣国でこんなことが起こってしまうのは怖いですねぇ。

妹が台湾に行ったんですけど、どこにでも犬がうろうろしていたそうです。
やはりそんな環境になると、何が起こるか分かりませんもんねぇ。
犬にはなんの罪もないのに…

もしこんなことが日本で起こったら、私はナルトを守りきれるかなぁ…
目の前で殺されたりしたら、私だって何するか分かりませんよ。
考えたくないけど、現実問題なんですよね。
2006/08/03(木) 01:03 | URL | ナルトママ #-[ 編集]
コメントした後、関西弁にしてみましたよ。
私のコメントも変に変換されとったわ~(爆)
ちうことで、わては十分楽しませてもらいましたわ~(笑)
2006/08/03(木) 01:07 | URL | ナルトママ #-[ 編集]
嫌ですね、こんなニュース。
中国ってやる事が大雑把と言うか大陸的と言うか…。
野良犬だけじゃなくて飼い犬まで処分なんて酷すぎます。
“狂犬病の深刻さも知らず…”なんて言ってますが、それなら犬だけを処分するのはかなり片手落ちだという事の説明にはなりませんよね。
でもそんな事態になってしまった中国、これから犬飼いの狂犬病に対する意識もペット動物に対する意識も飛躍的に高まる可能性もありますね。
中国の愛犬家達の底力を期待したいです。

ところで面白そうな物取り付けましたね~。
後で試してみようっと♪
そうそう前から伺いたかったのですが、トップに“お知らせ”っていう枠もいいなぁと思っていたのです。
どうやって取り付けたのですか?
共有プラグインとかの中にあったりしました?
2006/08/03(木) 02:08 | URL | あわ #-[ 編集]
アジア圏はまだまだ食用家畜の概念なんですよね。
誰もがみな豊かな生活ではないし、環境的にも恵まれない部分もあるし・・・
哀しいなぁ
2006/08/04(金) 20:55 | URL | ネコ娘 #-[ 編集]
コメントありがとうございます!
>ナルトママさん
このニュースを見たときはホンマに唖然としてしもてたんよ。
なんで、こんなとんでもあらへんことが出来よるんやろうか・・・。
とはいっても、今の日本では考えられへんことやとしても
狂犬病予防法が施行された当初は、
日本でも犬の大量虐殺が行われとった可能性があることを考えると
何ともいえへん気持ちになるんやけど・・・。

妹さん、台湾に行かれたんですね。
ええなあ~。ってちゃうか(笑)
ちなみに外国旅行するんが趣味の友達がおるんやけど、
世界的に見て日本みたいに野良犬が少ない国って珍しいそうですわ。
やっぱり、野良犬が多ければ多いほど
狂犬病を撲滅するっちうことは大変なのかもしれしまへんね。

いずれにせよ、こういう事態が日本で起こらへんことを願って止みまへん。 

ということで、関東生まれの関東育ちの自分が
関西弁で書いてみました(爆)
はっきり言って自信ありません。


>あわさん
本当に反吐がでます。
あ、汚い言葉を使ってすみません。

本当に中国ってやることがとんでもないですよね。
確かに、狂犬病の脅威がすさまじい勢いで
拡大している現状からすれば、
ある程度ドラスティックな政策を採らなければ
仕方ないとは思うのですが、
いずれにせよ、飼い犬まで殺すのはやり過ぎです!
飼い主が特定できる犬ならば
強引にでもその場で狂犬病の予防接種をしてしまえばいい訳ですし。

それにしても、最後の県当局者とやらの発言は腹が立ちますよね。
「自分達はお前らのためにやっているんだから何をしてもいいんだ」
という感じがムカつきます。

とはいっても、あわさんが仰るように、
これを機に中国においてもペットに対する意識が
変わっていくかもしれませんし、
是非それに期待したいですよね。


>ネコ娘さん 
確かに、アジアではまだ犬を食する文化がありますよね。
とくに韓国などは有名です。
ちなみに、一度犬の肉を食べると2度と犬になつかれることはない
という話を以前祖母から聞いたことがありますが
どうなのでしょうね・・・。

いずれにせよ、自分にはどうすることも出来ませんが、
こういう悲しい現実があるということを
知っておかねばならないのだろうなと思っています。
2006/08/05(土) 08:13 | URL | ヒゲ丸 #-[ 編集]
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