Six Footsteps ~晴れ時々曇り~

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前回の記事ではワクチンについて書いてみましたが、
その続きを。
(前回の記事はこちら→ワクチンについて

今回は獣医師さんに聞いた話を中心に書きますが、
これはあくまでアリさんのホームドクターさんの見解なので
全ての獣医師さんが同じ見解を持っているとは限りません。

しかし、みなさんの参考になればと思うので
書いてみようかと。

とりあえず、今回質問した項目は以下の5つです。

1.アリさんが接種したワクチンについて
2.レプトスピラ感染症について
3.ワクチンの副作用について
4.抗体検査について
5.抗体の持続期間について


長いので続きでどうぞ。

今日は何して遊ぶ?
ヒマ~

ちょっと我慢していて下さいね。
1.ワクチンの種類について

 アリさんがお世話になった病院では
 基本的には8種ワクチンを接種しているようですが
 飼い主の希望によっては
 5種ワクチンと8種ワクチンのいずれかを
 選べるシステムになっていました。

 アリさんは「バンガードプラス 5/CV-L」という
 8種のワクチンを接種してもらいました。
 
 ちなみにこの「バンガードプラス 5/CV-L」については
 前回の記事で紹介した動物用医薬品副作用情報によると
 アナフィラキシーショックによる死亡例もあるようです。


2.レプトスピラ感染症について
 
 5種ワクチンにするか8種ワクチンにするかを選ぶ際に
 問題になったのが
 レプトスピラ感染症のワクチンの必要性でした。
 
 レプトスピラは人畜共通の届出伝染病で、
 ネズミなどの尿から排泄され、水の多いところで感染しやすくなるそうです。
 したがって、ネズミが多く生息する地域に住んでいる場合や
 水遊びの好きなワンコの場合には接種を薦めるそうです。

 しかし、8種のワクチンは5種のワクチンに比べると
 副作用が出る可能性が高くなること
 また、レプトスピラのワクチンは他のワクチンに比べて
 持続効果が短い(一説によれば半年とも)とされていること
 そして、レプトスピラに感染するのは極めて稀である
 という説明を受けました。

 ちなみに、アリさんの場合、
 によると千葉県では毎年レプトスピラ感染症が発生しており
 今年も千葉市では発生が確認されていること
 そして、近くには日本でも有数の汚い沼があること
 また、昨年は5種のワクチンしか接種していないことから
 レプトスピラを含んだ8種のワクチンを接種してもらいました。

 参考までに以下は動物衛生研究所のHP内にあるレプトスピラ症の
 年度別、県別の被害発生状況です。
   →レプトスピラ症の被害発生状況 2006年
    レプトスピラ症の被害発生状況 2005年
 

3.ワクチンの副作用について   
  ワクチンの副作用については個体差があるため
  はっきりと「ない」と保証することはできない。
  副作用が出てしまった場合はきちんと対処する。
   
  また、癌や免疫介在性溶血性貧血などの自己免疫疾患との
  関連性についてはもしかしたらあるのかもしれないが
  直接的な因果関係があるかどうかは現時点では分からない。
 
  これらの点を踏まえた上で
  飼い主さんに判断してもらう他ない。 

  とのことでした。
  
  それと、副作用が出やすいワンコについては
  出来るだけ過剰な接種を抑えるために抗体検査をするという
  方法があるそうです。
  詳しくは次の「抗体検査について」で。


4.抗体検査について
   
   副作用が出やすい犬については
   出来るだけ体に負担をかけないために
   ワクチン接種の前に抗体検査を行い
   どれだけ抗体が残っているかをチェックして
   抗体が減っていた場合にはワクチンを接種するという方法を取れば
   無駄なワクチンの接種をしないで済むそうです。
  
   ただし、当然ながら抗体検査にはそれなりの出費がかかる上、
   何度も検査しなければならないことになる可能性も。
   
     
5.抗体の持続期間について

  アメリカでワクチンを3年に1度にするという流れが
  あるのは事実だが、
  日本では製薬会社ではデータがないので確実に3年以上
  抗体が持続すると断定は出来ない。
  また、抗体の持続期間についてはそれぞれ個体差があるため
  一概に3年に1度で問題ないとは医師の立場からは断言できない。

  実際に子犬の時に接種して以降、ワクチンを接種しなかった
  2歳過ぎの犬がバルボに罹ったという事例を診察したことがあるので
  1年に1度必ず接種しなければならないという訳ではないが、
  あまりに期間をあけることは薦めない。 

  ちなみにここからは獣医師の話ではなく、
  自分が調べた内容になりますが、
  アメリカでは3年に1度の接種にするか
  1年に1度の接種にするか選べるそう。
  また、ヨーロッパではワクチンを
  1年に1度接種している国もあるようです。
  
  何が言いたいのかといえば、結局「病気に罹るリスク」と
  「犬の副作用のリスク」の総和が最小に抑えられる
  理想のワクチネーション・プログラムがどのようなものかは
  自分にはよく分からないということだったりします。


では、結論を。

ワクチンに関しては狂犬病の予防接種とは異なり
法定されている訳ではないので
接種するか否かは飼い主さんの判断に委ねられています。

また、どのワクチンを接種するかについても
飼い主さんの判断で決めることになります。
まあ、これについては飼い主と犬のライフスタイルや
住んでいる地域によっても変わってくるのですが。

したがって、ワクチンの接種に当たっては
かかりつけの獣医師さんと十分に話し合い、
飼い主さんが納得した上で接種することが必要なようです。


そして、最後に。

ここまで読んでくれた方、お付き合い頂きありがとうございます!!
でも、真面目な振りをして長い文章を書くのは
かなり疲れましたよ。
次からは普段のテンションで行こうと思います。


遊ばなきゃコロス・・・
回りくどい男は嫌われるって知ってた?

くっ。



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コメント
この記事へのコメント
アリさんの「遊ばなきゃコロス」ってセリフに吹きだしてしまいました。
結局調べてみても、何種のワクチンをどのくらいの期間をあけて打つのが一番いいのかは分からなかったりもしますが、それでも大事な家族の事ですから、ただ何となく皆やってるからと言う理由ではなくて、犬飼いたるものちょっとだけでも一度は調べてみるべきですよね。
そうしないとお医者さんに聞いてみることすら出来ませんし。
って、私はヒゲ丸さんほど丁寧には調べてませんでしたけどねi-229
2006/11/02(木) 23:56 | URL | あわ #-[ 編集]
アメリカでは3年に1度というのは聞いたことがあります。
副作用は怖いしそれでいいのかなって思ったこともあるけど
病気も怖くて毎年接種してるんですよね(¨;)
抗体検査というのがあるのは初めて知りました。
2月がワクチン接種の月なので抗体検査の費用を病院で聞いてみようかなぁ。
それで、懐と相談して出来そうだったらしてみたいです。
あと1ヶ月もすれば9歳になるからなるだけ体への負担は減らしてやりたいしね(^^;
2006/11/03(金) 10:15 | URL | 葵 #N1OpTHoY[ 編集]
3年に1度かー うーん。。。
でも それって怖いですよね。
毎年行う インフルエンザワクチンも1年たてば抗体消えちゃうし それにワクチン打っても抗体を作らない人もいて。。作っても微量しか作れなかったりね。ワクチンって難しいものですよね。でも やらないよりは やったほうが安全だし。薬はなんだって副作用はあるしね。高確率でないならやった方がいいものね。
いろんなドッグランやペンションに行くけど ワクチン接種してること って規約にあるけど 実際現地について
ワクチンの証明見せてくださいって言われたことないから ちょっと不安だったりもします。あきらかに外飼いで汚れまくったワン子がいることもあるし。。どこまでケアしてもらってるのかなって。 
ちなみにうちはキャンプにいくので 必ず8種ですよん。
2006/11/04(土) 21:00 | URL | たんぽぽ #-[ 編集]
こんばんは!
ワクチンのプログラムって難しいですよね。
記事を読んでうちもワクチンがバンガードってやつだったので思わず、げげっ!!って思ってしまいました。
死亡例もあるんですか?心配になっちゃいますよね・・・・・
でも、接種してなくて病気にかかってしまったらきっと後悔するからやっぱり年に一回は接種するかな・・・・・
うちも8種混合でしたね。
2006/11/05(日) 21:40 | URL | mannmasrukobusi #-[ 編集]
コメントありがとうございました!
>あわさん
コメントの返事が遅くなり済みませんでした。

>アリさんの「遊ばなきゃコロス」ってセリフに吹きだしてしまいました。
実際は遊ばないとコロされはしませんが、
顔に穴が開くかと思うほどじ~っと見つめられます(爆)

そうですね~。
いくら調べてもどれが正解だというものはないのでしょうね。
出来れば、製薬会社、獣医、研究者等が協力して
正しいワクチンのあり方についてきちんとした
データを下にして結論を出してもらいたいものですが
実際は難しそうですからね。

結局は前回のコメントであわさんがおっしゃっていたように
信頼できる獣医さんを自分なりに見つけることが肝心なのでしょうね。
そして、人間の場合にも犬の場合にも言えることですが
医者や獣医に全て任せるのではなくて
飼い主も出来る範囲内で勉強した方が双方にとってプラスになる気がしています。



>葵さん
コメントの返事が遅くなり済みませんでした。

アメリカでは狂犬病の予防接種もワクチンの接種も
3年に1度でいいという場所もあるようですが、
日本のように1年に1度という場所もあるようです。
つまり、アメリカだからと言って必ずしも3年に1度でよい
という訳ではないみたいなのですよね・・・。

確かに葵さんがおっしゃるように
副作用も怖いですが、病気も怖いですよね。
とくにバルボやジステンバーなんて成犬ならばかかりにくいとしても
万が一のことを考えるとやはりワクチンの接種は必要かもとか思いますよね。

抗体検査については詳しいことはよく分からなかったのですが、
抗体検査をすることによって犬の体に負担がかかる
ワクチン接種を回避出来るならば
考えてみる価値はありそうですよね。
まあ、値段次第だったりもしますけど・・・。



>たんぽぽさん
コメントの返事が遅くなり済みませんでした。

そうなんですよね。
確かに3年に1度でも大丈夫と言う話をきくと
素晴らしいことのように思えますが、
たんぽぽさんが指摘している通り
ワクチンを打っても抗体があまり作れない場合もある訳で、
そういう場合に、バルボやジステンバーに罹る可能性を
考慮するとかなり怖いですよね。

ドッグランやペンションって確かにワクチンの接種が
利用規約に明記されているのに
ワクチン接種の証明書を提示させられませんよね。
まあ、自分の家の犬はきちんと接種していれば
問題はないのでしょうが、
ワクチンを全く接種していない犬にとっては
ドッグランなんてかなりの危険地帯だったりするのではと思いますよ。

まあ、いずれにせよ、ワクチンについては
素人の自分にはあまりにも難しすぎるので
基本的には信頼できる獣医さんの意見を大切にしようと思っています。



>mannmasrukobusiさん
コメントの返事が遅くなり済みませんでした。

ワクチンプログラムはかなり専門的なので
自分のような素人に難しいです・・・。

ぷーくんもバンガードだったんですね。
記事で紹介した動物用医薬品副作用情報によれば
1件死亡した事例があるようですが、
確率で言えば10000万分の1くらいだそうなので
まあ、それほど心配する必要はないのかもしれませんね。
まあ、とはいってもやはり心配だったりするのですが。

>接種してなくて病気にかかってしまったらきっと後悔するから
そうですよね。
ワクチン接種を怠ってジステンバーやバルボなどの
重い病気に罹ってしまったら絶対後悔してしまいますよね。
やはり、愛犬には出来る限りのことをしてあげたいものです。
2006/11/11(土) 00:44 | URL | ヒゲ丸 #-[ 編集]
今日ワクチン接種してきました。
先生がいろいろ親切に教えてくれました。
シェビーが行ってる病院は3種、5種、9種です。
生ワクチンか不活化ワクチンかでも副作用の症状は違うとのことでした。9種の方が生ワクチンだったので、9種を選びました。シェビーはねずみの死骸を振り回しますしね(>_<)
私は二年に一回にしようかなぁと考えています。
あ、シェビーの血便はワクチンとの関係性が考えにくいとのことでした(^_^.)
いろいろ参考になり考える機会になりました。ありがとうございました。
2006/11/11(土) 20:19 | URL | nobu #Nht8GqZI[ 編集]
うちは、四匹中、一匹が、ワクチンに弱く、少しですが、ムーンフェイスになっちゃうんです。翌日には、いつも元気になるんですが。娘犬たちはどうもないのに、遺伝でかならす、ワクチンが苦手な犬が生まれるってわけでもないみたいなので、難しいですね~。
2006/11/12(日) 23:55 | URL | ララカチハ #-[ 編集]
我が家は5種ですね
当家のお犬様はほとんど外に出ないので極力リスクの少ないワクチンを選択しました。
感染しても命を左右しない伝染病と感染経路を検討したつもり。感染経路に蘭丸の行動範囲はないはず…
それと、毎年の症例数を必ず聞いています。
北海道は周囲が海なので伝染性のものはこれまで少なかったんですが、ワンコの移動とともに増えてきているといいます。
毎年の状況を聞きながらどうするか決めるっていうのがパターンになってますよ~
2006/11/13(月) 18:24 | URL | ネコ娘 #-[ 編集]
コメントありがとうございました!
>nobuさん
ありがとうございますなんて言われると
何だか恐縮してしまいます。
この記事はあくまで疑問に感じたことを調べてみて
自分なりに納得行くようにと思って書いたので・・・。
でも、そんな気持ちで書いた記事が
他の誰かにとって少しでも為になったと言うなら
これ以上嬉しいことはありません。

ワクチンの予防接種してきたんですね~。
獣医さんと副作用のことなどについても
十分に相談した上で接種したのなら安心ですね。

>シェビーはねずみの死骸を振り回しますしね
それなら、レプトスピラの予防もしておいた方が良いかもですね。
ちなみに、話は逸れますが、
うちのアリさんは先日蛇の抜け殻を振り回していました・・・。

>私は二年に一回にしようかなぁと考えています
今後の動向次第ではありますが、
自分も同様のことをちょっと考えています。


>ララカチハさん
そうですね~。
副作用が出てしまうとワクチンの接種を躊躇ってしまいますよね。
しかも、ムーンフェイスのように
目で見える変化があるとより動揺してしまいそうです。

とはいっても、ワクチンを接種しないという選択肢は
やはり病気のことを考えると難しいですね。
きちんと獣医さんに副作用のことを相談した上で
ワクチンの接種をするしかないんでしょうね~。

ワクチンの副作用が出るか否かは
言い方は良くないかもしれませんが
ある意味で宝くじみたいなものですからね。
親がアレルギー体質だからといって
子供も必ずアレルギーだとは限りませんからね。
とはいっても、やはり心配ですよね・・・。



>ネコ娘さん
蘭丸ちゃんは5種なんですね。
確かにネコ娘さんのおっしゃるように
ほとんど外に出ないワンコだったら
出来るだけリスクが小さいコアワクチンだけで
十分な気がしますよね。
まあ、結局は飼い主と犬のライフスタイルによって
どんなワクチンを接種するべきかは変わってくるんですよね。

それにしても、感染経路についてや
行動範囲、そして、伝染病の症例数まで考慮しているなんて
さすがネコ娘さんって感じです。
自分も見習わなきゃです。

>ワンコの移動とともに増えてきているといいます。
そうなんですね。
北海道もやはり変化しているんですね~。


2006/11/18(土) 01:21 | URL | ヒゲ丸 #-[ 編集]
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