Six Footsteps ~晴れ時々曇り~

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ふと気づけば、というか、
いつも冒頭で「ふと気づけば」と書いている気がするのですが、
今年もあと数日を残すのみとなりました。

また、今日はクリスマスということで、
みなさん、それぞれ素敵な時間をお過ごしになったことと思います。


え?お前はどうしていたのかって?

自分は昨日のイブは、友人が開いたクリスマスパーティーに参加してきましたよー。
いや~、気の合う友人で集まってのホームパーティーってのはいいもんですね、
と言いたいところですが、実は午前中に爪を剥がしてしまったため
冷や汗ダラダラでパーティーどころではなかったのは秘密です。

てことで、今年は「クリスマス」ではなく、
とんだ「ツメハガシマス」になってしまいましたよ。


みなさん、こんにちは。ヒゲ丸です。




それでは、各所から「そろそろ更新しやがれ」という声が
ぽつぽつ上がってきているので更新してみます。


2008-12-24-1.jpg
これって何だかわかる?


突然でびっくりですが、
源氏物語の冒頭部分ですよね。
つい先日、10年ぶりくらいで読んだのでわかっただけですけど。

そういえば、今年は『源氏物語』が天皇に献上されてから千年ということで、
源氏物語千年紀というイベントが開催されたり、
瀬戸内寂聴さんが携帯小説で『ぱーぷる』という作品を書いたりと、
何だか色々あったようですね。


ということで、今年のうちにやらないとボツネタになってしまうので
かなり強引ではありますが、今回は『源氏物語』ネタでいきます。


それでは、続きをどうぞ~。




『源氏物語』といえば、皆さんもちろんご存知だと思いますが
平安時代中期に紫式部が著した
日本の文学史の最高峰に位置する長編小説です。

ちなみに、自分が初めて『源氏物語』を読んだのは中学生の頃でした。
確か、田辺聖子訳の『新源氏物語』だったと思います。
(その後、大学受験の時に与謝野晶子訳、瀬戸内寂聴訳なども読みましたが、
 田辺聖子訳が個人的には一番読みやすいかなと。)


2008-12-24-2.jpg
どうして源氏物語を読もうと思ったの?


えーとですね、その前に、吉川英治の『新平家物語』を読みましてね、
その世界にどっぷりはまってしまったのです。
で、それを読み終わった後に「平氏の次は源氏でしょ♪」みたいなノリで・・・。

ま、つまりは『源氏物語』とは『平家物語』を
源氏側から見たバージョンだと勘違いしてたという訳です。


2008-12-24-3.jpg
ていうか、その頃からアホ丸はアホ丸なのね。


うーん、端的にいってしまえば衝撃的でした。

だって、『平家物語』同様軍記物だと思って読んでみたら
主人公の光源氏は色男といえば格好いいですが、
実質的には単なる浮気男(かつロリコン!)で、
その光源氏がひたすらに惚れた腫れたを繰り返す話だったんですから。
しかも、生霊を飛ばして他の女性を呪い殺してしまう女性まで登場しますし。

当時、まだ中学生で部活が終わった後に好きな女の子と
こっそり二人で教室で話をすることが楽しみだったような自分にとっては
正直なところ、『源氏物語』の面白さを理解することが出来ず、
「無意味にドロドロしやがて!全くどんな昼ドラだよ!!」とか思っておりました。


2008-12-24-4.jpg
それで、最近、改めて読んでどう思ったの?


っていうか、アリさんそんな風にいわれたくないんですが。
永遠の三歳児のくせに!


と、冗談はこのくらいにして、真面目に感想を述べると、
中・高校生の頃にはその素晴らしさがよくわからなかった源氏物語ですが、
改めて読んでみると、三桁に及ぶ登場人物を破綻なく消化しながら、
当時の人々の「習慣」や「ものの考え方」をも見事に紹介する
超絶なテクニックが理解できるようになって驚かされました。

また、それに加え、というか、これこそが源氏物語の真骨頂だと思うのですが、
それぞれの登場人物の心の機微を女性ならではの観点から
何百の和歌などを組み込んで緻密に描写する巧みさに圧倒され、
『源氏物語』が古典の最高傑作と評価される由縁がよくわかりました。

ということで、まだ源氏物語を読んだことがない方は
騙されたと思って読んでみることをお勧めします。

きっと、ハマりますから。
特に女性の場合は。


ただですね。


2008-12-24-8.jpg
どうしたの?


そうですね~。
何と申しましょうか、初めて源氏物語を読んでから15年経ち、
その間に、人並みではありますが、
色々な人を見たり、様々な経験をしてきたこともあって
改めて、この物語に登場してくる人物を見ていると、
以前はよくわからなかった部分もわかるようになったと思うし、
実際に「こういう人って今の世の中にもいるよなあ」とかは思うんですよ。
ま、さすがに生霊を飛ばす人は見たことないですけど。

でも、結局のところ、自分的には『源氏物語』の中に
自身を投影できるような存在というか、場所は見出せないんですよね。


2008-12-24-6.jpg
ヒゲ丸はモテないからね。
光源氏に対する僻みよ、間違いない。



いやいや、そうではなくて、
当時の常識と現在の常識が全く異なるからとか、
あまり女性が描く恋愛小説が得意じゃないとか、
色々理由はあると思うのですが、
結局のところ、古典や歴史小説ならば
「やあ、やあ、我こそはーーー」的な軍記物だとか、
司馬遼太郎の「ザ・男のロマン」的小説の方が性に合うということなんだろうなと。


2008-12-24-7.jpg
それを聞いて一つわかったことがあるわ。


何でしょう?


2008-12-24-5.jpg
源氏物語をその程度にしか理解できていないから
ヒゲ丸は女心もわからないのよ。



ええ、その通りですが、何か?
でも、逆に考えれば、それだからこそ、
こうしてアリさんと遊んであげる時間がたくさんあるわけです。

なのでむしろ、感謝して欲しいものですね。


ということで、というか、そんなこんなで、
メリークリスマスです。





本当はこの記事に加えて書きたいことがあったのですが、
長くなってしまったので、別の記事にします。
おそらくそれが本年の最後の記事になると思います。




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コメント
この記事へのコメント
源氏物語ですか。
高校生で初めて読んだ時は六条御息所が怖くて仕方なかったですが、
今はちょっと共感できてしまう部分もあったりして、
あたしも大人になったんだなとか思いますね。
花散里や明石の君は昔から変わらず好きですけど。

クリスマスは3年連続アリスちゃんとですか。
いいですね。
でもヒゲ丸さんもちょっとは頑張った方がいいのでは?(笑)
2008/12/26(金) 16:12 | URL | Q #-[ 編集]
理解しようとすればするほど、理解できないのが女ごころだったりして。
男性が女にもてる為にできるただ一つの方法は、光源氏のように魅力的な男性になる事ですよ 笑
私は昔光源氏占いという主要登場人物に自分を例える占いをやったら、六条御息所になりましたよ。
確かに若くて可愛い女性に愛する人を取られたら、私だったら生霊の一つや二つ送りかねないかもですね♪
そんな女にはお気をつけくださいね。

2008/12/26(金) 16:40 | URL | かえる #PR6.u/TU[ 編集]
源氏物語って、恋愛体質の人とかなら、共感できる部分なんかもあるのかもしれないですけど、全くその対極にいる私としては、あんまりピンとこないんですよね~。
枕草子の方が私好みです。
冒頭部分もそうだけど、「雪月花の時」とか、情景描写が素晴らしくて、映像が頭の中に浮かんでくる感じが好きなんです。
2008/12/26(金) 20:49 | URL | あわ #PTRa1D3I[ 編集]
源氏物語、高校生の頃流行ましたよ。
大和和紀さんのイラスト集とかね。
女子校だったから もう大変!
私?
きちんと読んだけれど好きなお話ではないし、あの時代の女性の心が未だに謎めいてます。理解不能な事が多いかな。
ただいろんな描写は綺麗だなあと思いましたけどね。
色恋沙汰はややめんどい私。。。
ラブラブとかって長続きしないし。。
結局 大親友みたいになっちゃうんですよね。。
クリスマスとか1人でも別に寂しくないし。。それより日曜の夕方に一人の方が寂しいのですよ~。
でもね ヒゲ丸さんはバンガレですよ。燃え尽きるような恋を!!
って。。。なんか想像したら笑える。。
ヒゲ丸さんのキャラじゃないね~(爆)
2008/12/26(金) 20:50 | URL | たんぽぽ #-[ 編集]
実は源氏物語を未だに読んでいないんです。
「あさきゆめみし」という漫画では読んだことあるんですけどね。
でも、それすら読んだのも今年なんです。
十代の頃にも読んだんだけど最後まで読まなかったから…( ̄- ̄;)
今だったら小説でも楽しく読み進めるような気がします。

今日の年末の挨拶の記事を以って年内のブログ更新は最後となります。
1年間お付き合い下さってありがとうございます。

アリスちゃんの笑顔とすっとぼけた台詞に癒しと笑いをもらういい年になりました。

それでは、よいお年をお迎え下さいね。
2008/12/27(土) 12:06 | URL | 葵 #N1OpTHoY[ 編集]
源氏物語・・・確か中学か高校で古文?古典?(もう忘れてる)の教科書に載ってて、授業でやりましたよ!
夕顔だったかな~。
葵の上だったかな~。その辺。
それで面白くて図書館に借りに行ったけど、難しくて断念した記憶が・・・。
私も今読めば、また違った感覚で読めるのかな。
田辺聖子訳が読みやすいんですね!
当時は妄想の光源氏にステキe-266とハートを飛ばしてた気がします。
そういえば、天海祐希が光源氏やりましたよね。

アリスちゃん、元気そうですね~。
ナスも可愛いし♪
ゴウクくんのパパさんのブログ、良かったら教えて貰えませんか?
自分で検索してみましたが解らなかったので。
落ち武者家系には笑ってしまいました。
私は父に「先祖は武士!」としか聞いていないので、落ち武者かどうかは不明ですが、先祖代々不倫家系です。(笑)
あ、私はまだです。
2008/12/30(火) 18:54 | URL | kakko #B5JZ5H5E[ 編集]
コメントありがとうございます!
>Qさん
Qさん、ご無沙汰しております。
お元気にしていらっしゃるでしょうか?

>今はちょっと共感できてしまう部分もあったりして、
 あたしも大人になったんだなとか思いますね。
あはは。そうですか。
自分の知っている限り、Qさんは昔から
相当大人な考え方の人だと思うのですが。
あ、もちろん良い意味で、ですよ(笑)

>花散里や明石の君は昔から変わらず好きですけど
へ~.。
でも何だか微妙に納得です。

>でもヒゲ丸さんもちょっとは頑張った方がいいのでは?(笑)
放っといてください(笑)



>かえるさん
かえるさん、こんにちは。

>理解しようとすればするほど、理解できないのが女ごころだったりして。
う~ん、やっぱりそんなもんですよね。
自分にとって女心を理解するというのは
多分、一番苦手な分野のものだと思います。
それでいいのか、という突っ込みは別にして(笑)

>光源氏のように魅力的な男性になる事ですよ 笑
確かにそうですよね。
恋多き男性だったり、女性だったりというのは
過去であれ、現在であれ本人がそういう人間であるということよりも
むしろ、周囲がその人を放っておかない
ということであったりするのでしょうからね。
結局は、本人の魅力次第ということなのでしょう。



>あわさん
あわさん、こんにちは。

>あんまりピンとこないんですよね~。
あわさんのその気持ち、よくわかります。
自分も源氏物語は好きですし、素晴らしいと思うのですが、
正直、その中の人物に自己投影したり出来ないので、
そういう意味で、あまりピンと来ない部分があります。

>枕草子の方が私好みです。
あわさんの、仰るとおり、枕草子って源氏物語とはまた違った
とても知性的な世界観に基づいて描かれていて、
当時の人はこういう風に物事を感じていたのだなとか感心しますよね。
そして、冒頭を含め枕草子の情景描写は本当に素晴らしいですよね。



>たんぽぽさん
たんぽぽさん、こんにちは。

>女子校だったから もう大変!
どうたいへんだったのでしょう?(笑)
わくわく。

>理解不能な事が多いかな。
自分も、全く同じ気持ちで
この時代の人たちの発想はわけわかめだったりします。
ていうか相当暇だったんだろうなあとか思ったりしていました。
色恋沙汰以外することがなかったのでしょうね。

>クリスマスとか1人でも別に寂しくないし。。
 それより日曜の夕方に一人の方が寂しいのですよ~。
日曜日の夕方ですか。
今頃の時間ですね。
でも、今はこたるんがいるから寂しいどころではないでしょうね。
ちなみに自分は、ふと何もすることがないなと気付いた瞬間に
とても寂しさを感じます。

>でもね ヒゲ丸さんはバンガレですよ。燃え尽きるような恋を!!
頑張らなきゃですね。
でも、根本的なやる気の方が・・・(笑)



>葵さん
葵さん、こんにちは。

>「あさきゆめみし」という漫画では読んだことあるんですけどね。
「あさきゆめみし」!!
自分も読みましたよ。
ていうか、この漫画から源氏物語にはいりました。
ちなみにこの漫画の原作が田辺聖子の『新源氏物語』なので、
もし気に入ったのなら読んでみてはいかがでしょう?

>今だったら小説でも楽しく読み進めるような気がします。
本って、同じものを何回読んだとしても、
その時々によって全く異なった感想を持つことって多いと思うのですよ。
ですから、一度面白くないと思ったものでも
もう一度読んでみたら面白いと思うこともあると思うので、
是非チャレンジしてみてください。



>kakkoさん
kakkoさん、こんにちは。

>私も今読めば、また違った感覚で読めるのかな。
多分、そうだと思いますよ。
自分もそうだったので。

>当時は妄想の光源氏にステキとハートを飛ばしてた気がします。
 そういえば、天海祐希が光源氏やりましたよね。
光源氏はミスターパーフェクトな感じですからね。
というか、源氏物語ってある意味で少女マンガ的だと思うんですよね。
そういう意味で、宝塚出身の天海祐希はまさに完璧な
配役だと思ったりします。

>私は父に「先祖は武士!」としか聞いていないので、
 落ち武者かどうかは不明ですが、先祖代々不倫家系です。(笑)
 あ、私はまだです。
えー、なかなか突っ込みどころ満載なコメントありがとうございます。
自分も不倫はまだです(笑)
っていうか、結婚していないので不倫すらできません。
あ、結婚してなくても不倫できるのか。
まあ、いずれにせよ、無理そうです。
もてないんで(爆)
2009/06/23(火) 01:52 | URL | ヒゲ丸 #-[ 編集]
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